プロジェクト参加者の声 -令和3年プロジェクトより-
令和3年度プロジェクトに参加していただいた介護施設のスタッフさまへ行ったアンケート結果をご紹介します。
問1. 介護テクノロジー導入で人材不足を補えると思いますか?
参加者の意識が変化
介護テクノロジー導入で人材不足を補えると思うかという問いに対しては、プロジェクト参加を通して、「はい」が「いいえ」を上回り、参加者の意識が変化したことがわかります。
問2. 介護テクノロジーを職場で使用するにあたってどのよう感じますか(複数選択可)
問3. 介護テクノロジーの使用について興味・利用意欲はどの程度ですか(10段階)
問4. 介護テクノロジーの導入に対して障壁となっている点があればお聞かせください(複数選択可)
参加者の意識が変化
介護テクノロジー導入で人材不足を補えると思うかという問いに対しては、プロジェクト参加を通して、「はい」が「いいえ」を上回り、参加者の意識が変化したことがわかります。
問5. 今回のプロジェクトにおいて収穫といえる点をお聞かせください(複数選択可)
問6. プロジェクトを機にあなたの職場で起きた変化をお聞かせください(複数選択可)
問5,6はプロジェクト終了後独自の設問です。本プロジェクトにおいての収穫については「さまざまな介護テクノロジーがあることを知れたこと」が、またプロジェクトを機に職場に起きた変化としては「導入に対する前向きな発言が増えた」がそれぞれ多くを占めています。アンケートでは他にも「現場で色々体験できたことが勉強になった」「職員の腰痛による離職、利用者の事故が一つでも減らせるならば機器の導入はどんどんして良いと思う」といった声があがっていました。
それはおそらく、ワークショップに参加して自分たちの課題整理が行われ、導入計画の作成を通じて自分達に合った介護テクノロジーを選べるようになり、体験貸し出しで実際に利用することができたことが、こうした声につながったのでしょう。
プロジェクトに参加した多くの方々に、新たな一歩を踏み出すお手伝いをさせていただいたことを、このアンケートから読み取ることができます。
介護テクノロジーの
開発企業さまのご感想
現場の皆様が、どのような課題を抱えられており、どのような点に困っているのかという点について立体感を持って知ることができ、今後の製品の改善にむけたポイントを把握することができた。
神戸市がモデルケースとなり、このような取り組みが全国的に広がることを期待しております。
プロジェクト前は「関心はあるがどこから手をつければ良いかわからない」存在であった介護テクノロジーが、プロジェクトを通じて課題整理や目標設定、さらには現場での体験利用を経たことで、参加者にとって身近で現実的な存在へと変わったことが推察され、そのことが参加者の関心を運用面へと意識を向かせ、職場にも導入に対して前向きな意識を持っていただけました。
令和4年度もさまざまな趣向を凝らしてプロジェクト実施してまいります。多くの方のご参加をお待ちしております!
また、ご質問などはお問い合わせページまたは相談窓口までお気軽にお尋ねください。
実際に参加させて頂きまして、施設様で考えていらっしゃる事と、我々企業側で考えている事に差異があることが分かり、企業としてご理解を図る努力についての必要性を感じました。